モラハラ夫とスムーズに離婚したい!具体的な事例を紹介

適切な進め方をすれば、モラハラ夫との離婚を実現することは十分に可能です。

 

「夫のきつい言葉に、毎日おびえながら暮らしている」

「離婚したいと伝えても、怒鳴られて話にならない」

 

モラハラ夫との離婚を考えている方の多くが、このような悩みを抱えています。
モラハラをする相手は、離婚の話し合いになると感情的になりやすく、当事者同士ではなかなか話が進みません。「このまま一生離婚できないのではないか」と、不安になってしまう方も少なくないと思います。

しかし、あきらめる必要はありません。

この記事では、離婚問題に強い山口県岩国市の法律事務所が実際に解決したモラハラ離婚の事例をご紹介しながら、モラハラ離婚でよくある問題点と、解決のためのポイントをわかりやすく解説します。
同じような状況で悩んでいる方に、「解決への道すじ」をイメージしていただければと思います。

 

モラハラとは

モラハラ(モラルハラスメント)の定義と特徴

モラハラとは、モラルハラスメントの略で、言葉や態度による精神的な嫌がらせのことをいいます。
殴る・蹴るといったわかりやすい身体的な暴力とは異なり、目に見える傷が残らないことが特徴です。

しかし、人格を否定する言葉を毎日のように浴びせられ続ければ、心は確実に傷ついていきます。精神的な暴力という意味で、モラハラは「精神的DV」と呼ばれることもあります。
モラハラの怖いところは、被害を受けている本人ですら「自分が我慢すればいい」「私が悪いのかもしれない」と思い込まされてしまう点です。
外から見えにくいため、周囲に相談しても「夫婦喧嘩でしょ」と理解してもらえず、一人で抱え込んでしまう方が非常に多いのです。

 

夫婦間で起きやすいモラハラの具体的なケース

夫婦の間で起きるモラハラには、例えば次のようなものがあります。

  • 「誰のおかげで生活できているんだ」と繰り返し言う
  • 人格や容姿を否定する暴言を吐く
  • 気に入らないことがあると長時間無視をする
  • 大きな物音を立てる、物に当たるなどして威圧する
  • 生活費を渡さない、お金の使い道を細かく監視する
  • 妻の家族や友人との付き合いを制限する

一つひとつは「些細なこと」に見えるかもしれません。
しかし、こうした言動が日常的に繰り返されることで、被害を受けた方は次第に自信を失い、相手の顔色をうかがいながら生活するようになってしまいます。
「これってモラハラなのかな?」と迷われた時点で、一度専門家に相談してみることをおすすめします。

 

具体的な解決事例|離婚を拒否する怒りやすい夫との離婚を実現

ここからは、当事務所が実際に解決したモラハラ離婚の事例をご紹介します。(※プライバシー保護のため、内容は一部編集しています。)

事例の概要

依頼者:妻(40歳代)
相手方:夫(40歳代)
争点:離婚、モラハラ

依頼者の方は、夫の不安定な性格や粗暴な言動に長年苦しみ、不安な毎日を送っていらっしゃいました。

「子どもが独立するタイミングで離婚したい」

そう心に決めて、ご自身で夫に離婚を切り出したものの、夫は感情的になるばかりで、まったく話し合いになりません。
このままでは何年たっても離婚できない——。そう考えた依頼者の方が、当事務所にご相談にいらっしゃいました。

 

どのように対応・解決したか

ご相談をお受けした当事務所は、当事者同士の話し合いによる解決は難しいと判断し、家庭裁判所に離婚調停を申し立てました。

調停は、裁判所の調停委員という中立の第三者を間に入れて話し合いを行う手続きです。感情的になりやすい相手との離婚では、この「間に第三者が入る」ことが大きな意味を持ちます。
もっとも、この事例は決して平坦な道のりではありませんでした。
妻が弁護士に依頼したことを知った夫は、当事務所に感情的な電話をかけてきたり、無理な要求を突きつけてきたりと、激しい反発を見せました。

それでも当事務所は、依頼者の方の「離婚したい」という強い意思を丁寧に伝えながら、粘り強く調停での話し合いを重ねました。
その結果、無事に離婚を成立させることができました。

 

この事例から見えるポイント

この事例のポイントは、依頼者と夫が直接やり取りする場面をなくしたことにあります。

相手は非常に怒りやすい性格でしたから、もしご本人だけで交渉を続けていたら、話し合いは一方的なものとなり、依頼者様はいろいろな条件をのませられ、失っていたと思います。
弁護士が窓口となって冷静に対応することで、公平な形での離婚に進めることができました。

モラハラ気質の相手との離婚では、「本人同士で話さない環境をつくること」が、解決への一番の近道になることが多いのです。

 

モラハラで離婚する場合の問題点

モラハラを理由とする離婚には、共通してぶつかりやすい壁があります。事前に知っておくことで、落ち着いて対処できるようになります。

 

相手が離婚に感情的に反発するケースが多い

モラハラをする人は、離婚を切り出されると強く反発する傾向があります。

その背景には、次のような心理があると言われています。

  • 自分がモラハラをしている自覚がなく、「離婚される理由がない」と考えている
  • 世間体を強く気にするため、離婚そのものを受け入れられない
  • 配偶者を思いどおりにしたいという支配的な気持ちが強い

先ほどの事例のように、離婚の話を切り出したとたんに怒鳴ったり、逆に泣き落としにかかったりと、感情を揺さぶるような反応をしてくることも珍しくありません。自分が正しいと思っているからか、通常では考えられない手続きをとってくることもあります。

被害を受けてきた方は、もともと相手に対して恐怖心を抱いています。そのため、相手の強い反発を前にすると、「やっぱり無理かもしれない」と離婚をあきらめてしまいがちです。
しかし、それこそが相手の思うつぼです。当事者同士の話し合いが難しいなら、調停など「別の土俵」に話し合いの場を移せばよいのです。

 

モラハラの立証が難しい理由

もう一つの問題点は、モラハラの証明の難しさです。

身体的なDVであれば、ケガの写真や医師の診断書といった目に見える証拠を残すことができます。
しかし、モラハラは言葉や態度による暴力ですから、形に残りにくく、後から「言った・言わない」の水掛け論になりやすいのです。
仮に離婚の裁判になった場合、モラハラの事実はこちら側で証明しなければなりません。証拠が不十分だと、裁判所に離婚を認めてもらえない可能性もあります。

だからこそ、次のような証拠をできる範囲で残しておくことが大切です。

  • 暴言を録音した音声データ
  • モラハラの内容がわかるメールやLINEのやり取り
  • いつ・どこで・何を言われたかを記録した日記やメモ
  • 心療内科などを受診した場合の診断書

一方で、証拠集めと並行して考えたいのが、「裁判までいかずに解決する」という道すじです。実際、多くのモラハラ離婚は、協議や調停の段階で解決しています。
どの証拠がどれだけ有効か、裁判を避けてどう進めるべきかはケースによって異なりますので、早めに弁護士に相談して見通しを立てておくと安心です。

 

弁護士に依頼するメリット

直接の連絡・交渉を弁護士に一本化できる

弁護士に依頼する一番のメリットは、相手と直接やり取りしなくてよくなることです。

弁護士が代理人となった後は、相手からの連絡はすべて弁護士が窓口となって対応します。
毎日おびえながら相手と顔を合わせ、言葉をぶつけられてきた方にとって、「もう直接話さなくていい」という安心感は、何よりも大きな支えになるはずです。
精神的な負担が軽くなることで、冷静に自分の将来を考える余裕も生まれてきます。

 

冷静かつ粘り強い対応で離婚を実現できる

モラハラをする相手との交渉は、感情的な反発や無理な要求との戦いになりがちです。
ご紹介した事例でも、相手方から事務所へ感情的な電話や無茶な要求がありましたが、弁護士が動じることなく冷静に対応を続けたことで、最終的に離婚を成立させることができました。

弁護士は、法律の知識と数多くの解決経験にもとづいて、「今なにをすべきか」「どこが落としどころか」を見極めながら交渉を進めます。
相手のペースに巻き込まれず、法律に基づいた公平な解決を目指せることが、弁護士に依頼する大きな価値だと思います。

 

まずは一度弁護士へご相談ください

モラハラ夫との離婚は、一人で立ち向かうには負担が大きい問題です。
しかし、この記事でご紹介した事例のように、適切な手続きと粘り強い対応によって、離婚を実現することは十分に可能です。

「これはモラハラなのだろうか」

「離婚したいけれど、何から始めればいいかわからない」

 

そんな段階のご相談でもまったく構いません。
当事務所は、山口県岩国市で数多くの離婚・モラハラ案件を解決してきました。あなたのお話を丁寧にお聞きし、状況に合わせた最適な解決策をご提案いたします。

初回相談は60分無料です。一人で悩まず、お気軽にご相談ください。
あなたの新しい人生のスタートを、全力でサポートいたします。

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