モラハラ夫のことで悩んでいる方へ
「性格の不一致だと思う」「自分が悪いのかも知れない。」
いわゆるモラハラ夫の被害にあった方は良くこのようなことを言われます。
モラハラ夫は家庭の外では、「普通の人」で通っている場合がほとんどです。
普通の人なのになぜ離婚したいとまで思う理由は何なのでしょうか。
モラハラ被害者の苦しみとして、「原因がわからない」「永遠に続く」「周りから理解されない」というものがあります。
モラハラ夫は、妻が何かしたり言ったりするたびに、いちいち非難したり、とがめたり、責めたりします。
これらのことは、一つ一つは必ずしも大きいものではないのだと思います。
しかし、モラルハラスメントの場合、その回数も多く、またその原因も一軒わからないことが多いので、被害を受ける側は、何をしても怒られるように感じてしまうため、気が休まらないことになります。
そうして、離婚をしたいと思うようになるのだと思います。
実は、怒る原因は妻にありません。多くは夫が自分の中にある何らかのストレスを発散するために怒っているのです。
ですので、妻を苦しめているという自覚が少ないか、全くない場合がほとんどです。
そのため反省することもなく、この状態は繰り返される傾向にあるのです。
そして、直接不満をぶつけられている妻はそのことに気づけず、いつしか心が疲弊するのです。
このようにモラルハラスメントの被害に遭われたかたは大変辛い思いをされていると思います。
しかし、そのことは外部からはわかりにくく、夫婦喧嘩との区別がされなかったりします。
また、モラハラ夫に対して、「離婚したい」と切り出すと、離婚に対し怒り出すのではないかと恐れて、離婚したいと思っていても中々話を切り出せないで何年も悩み続ける人もいます。
この、厄介な問題をいわゆるモラハラ夫の被害に遭われている方は乗り越える必要がありますから、一人だと解決が難しいときもあるかも知れません。
当事務所にはモラルハラスメントで悩まれている多くの方がご相談にいらっしゃいます。一人で悩まずにまずはお気軽にご相談下さい。